夏アニメも徐々に終わり、もうすぐ秋季アニメの時期に変わろうとしています。
夏季アニメの1位はうさぎドロップでほぼ間違いないと思います。
予告を見たときは、「また微妙そうなアニメ来たな~」と思っていましたが
いざ見てみると今期no1の凄くいい話でした。
やっぱり実際に見て見ないと正しい判断は下せないなと強く思いました。
余りにもアニメが良かったので、原作全巻買ってきてしまいました。
単行本のサイズが一般的な単行本より一回り大きく、紙もいいものを使ってるように思えます。
アニメ終了直後ということもあり、全巻持ってレジに行くのが少し恥ずかしかったです。
原作が完結してから1,2年経ってるかと思ったら9巻の初版が今年の7月で驚きました。
この作品をアニメ化したノイタミナの選定は高く評価しなければいけないと思いました。
・読み終えた感想(簡易)
賛否出そうな終わり方でしたが、自分的には収まるところに収まったって感じです。
アニメでやった前半のいい話なほのぼのする内容だけでなく、
心と身体の成長を描いた素晴らしい作品だと思います。
広く多くの方に薦められる作品です。
実写映画の口コミなんてどうでもいいからまずはアニメ見ろって。
心と身体の成長、周りとの関わり、これからの将来についてなど
非常に多くの事を考えさせられる作品だと思います。
以下
感想詳細になります。
ネタバレ多数、本編内容について激しく書かれている感想なので注意を。
前半部はアニメで見ているので後半の方が主に書く内容になります。
前半でもアニメオリジナルの部分、アニメ未収録の部分があったのが意外でした。
台風の回とかオリジナルだったんですね。
余りに違和感がないので原作に忠実にやってるのかと思いました。
ノイタミナ侮りがたし。
新人がすぐやめちゃった話も、社会的に考えると人を一人雇うことへのリスクと期待が分りやすく
描かれていていい内容ですが、アニメ本編の方向を考えると無くても仕方がないかと思われました。
5巻からはりんちゃんが高校生になったところから話はスタートします。
前後篇と分れているみたいなことを事前に友人から聞いてしまい、
自分からすれば余計な事を聞いてしまったって感じでした。
私は見ている、気に入っている作品の未来の情報に関しては
自分から以外は欠片も知りたくないのです。
綺麗な母親に似てビックリするくらいコウキがイケメンになってましたね。
ああ、死にたくなったさ。
5,6巻は秒速に近いものがあるから読むのも辛いし、死にたくもなる・・・・・
アニメを見てる段階でいつかはりんちゃんも成長して、好きな人が出来て結婚して・・・・・
みたいなことは考えたさ・・・・・・・・
やっぱりコウキなのか・・・・・・?
相手はコウキなのか?!!
みんなそう考えたと思う。俺も覚悟していたさ・・・・・・
うん、お前らお似合いだと思うよ(´;ω;`)ウッ…
しかし原作はそう都合よく進みませんでしたね。
ある意味その方が現実性があり人間らしいとも思えました。
麗奈の両親が離婚しているあたりがこの作品の生々しいところだと思います。
世界は歌のように美しくはない・・・・・・
りんの父親はおじいちゃんで、ダイキチはダイキチ。
この辺でりんちゃんが将来ダイキチの事を好きになっちゃうんじゃないのか?
と、賢い皆さんなら予想出来たとは思います。
あんな出来た子に、あんなに大切に育ててくれた人ならそうなっても仕方ない。
また、本当の親子ではないという特別な環境も大きな要因です。
りんの世界はダイキチを中心に回っていますしね。
ダイキチのようなおじさん(いい意味で)に魅力を感じる人が
コウキは例外として同年代に魅力を感じるわけがないですよね。
最終巻でいきなりリンの本当の父親は宋一じゃないって・・・・・・・・。
流石にこれだけは超展開だと思わずにはいられなかった。そんなの有りかよと・・・・・
そのおかげでハッピーENDに出来たわけですが・・・・・
この辺はあまり深く触れない方がいいですね^^
終わりよければ全てよし。
5巻以降は蛇足だとか言ってた人がいましたが、どこが蛇足なのか聞いてみたいですね。
ダイキチは見本になるべきいい大人です。
俺もダイキチみたいなおっさんに・・・・・・・なれないか・・・・・・・
うさぎドロップの中での大きなテーマの一つ「親とは何か」と言う大きなテーマは
リンと結婚してこれから本当の親になると言うことで答えが見つかるのではないでしょうか。
結局そういうのは一人一人が答えを出す内容であって
当然ながら決まったものなんかないのだと思います。
いざ感想を書きだすと書き忘れが多々ありますが、とりあえずはこんなもんで。
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